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日本で生活するイスラム教徒は10~20万人
イスラム教徒の方は大都市に集中していますが、ムスリムの留学生や研究生を受け入れている大学や、ムスリムを雇用している国内の企業などを中心に全国各地に在留しています。日本に訪れる観光客の中で、イスラム教徒の割合は数十万規模と推測されていることからも、国内にはおおくのイスラム教徒の方がいることがわかります。
またイスラム教の日本人も1万人ほどいると言われています。
ムスリムの食事、ハラルフードとは
イスラム教徒の方は、生活するうえでいくつかの戒律があります。その中でも、食事において食べていいものと食べてはいけないものがあります。
ハラルフードのハラルとは、許されているという意味のアラビア語です。ハラルフードとは戒律によって禁止されている食品が入っていない食べてもよい食事という意味です。
イスラムの教えで全面的に摂取を禁じられているのは、『豚肉』と『アルコール』です。特に豚はイスラムの教えで不浄のもととされ、一切体内に入れてはいけないといわれています。豚肉そのものはもちろん、豚と接触した食品や豚のエキスが含まれる調味料や出汁なども全面的に禁忌とされているため注意が必要です。
非常食にはハラル認証があると安心
ハラルフードには細かいルールがあります。専門機関による厳しい基準をクリアしてハラルフードと証明された加工食品などには、『ハラル認証』がつけられています。備蓄を選ぶ際に、この『ハラル認証』がついている食品を非常食として選ぶと安心です。
災害時にハラル認定の食品がない場合
日本にいる多くのイスラム教徒の方は、災害がおきたときに何を食べたらいいのか。もしものときに、ハラルフードに対応した備蓄を備えておくのが一番ですが、緊急時には避難所の配給を食べて生活することもあります。
ただ厳格に規律をまもる敬虔なムスリムもいるでしょうから、企業・学校としてもできるだけイスラム教徒に配慮してハラル認定された非常食を備蓄しておきましょう。
ハラル認証がある非常食
賞味期限が5年~7年の比較的長いものであれば、御飯やおかゆ、米粉のクッキー・パンなどがあります。
1年~2年などの比較的賞味期限が短いものであれば、レトルトのカレーや、インスタントのラーメンなどがあります。
その中で、商品・備蓄の数量・価格などを考慮して購入するようにしましょう。
因みにイスラム教徒の主食は?と考える方がいるかもしれませんが、イスラム教徒は世界中にいるため、その住んでいる地域によって変わってきます。アフリカや東南アジアの一部では芋類などが中心のところもあるようですが、だいたいがお米かパンが多いので、備蓄の非常食としてはハラル認証があるお米・パンでいいでしょう。
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