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入れ替えるタイミング
一斉に入れ替えする場合は半年前には手続きを
入れ替え期間の前後に大地震などが生じた場合、物資不足で長いと3~6ヶ月ほど入れ替え品の調達ができなくなる可能性もあるため、余裕を持って賞味期限が切れる半年前には新たに購入した方が安心です。
そのために予算は前年から抑えておき、購入先も事前に比較しておきましょう。
また、年末や年度末には会社や自治体での予算の消化の関係で、備蓄の購入が増え商品が品薄になることもありますので、在庫の確保なども含めて販売業者に相談しておきましょう。
入れ替えをしなくてもすむ方法はない?
防災担当者にとっては数年に一度とはいえ、備蓄非常食の入れ替えは大変です。
社内の事前準備や必要なものの確認、購入手続き、などできればしたくないもの。。。
とはいえ、従業員の安全のために備えは重要で、東京都では「帰宅困難者対策条例」で企業に従業員用の3日間分の備蓄を行う努力義務を課しています。
そこで、“入れ替えをしなくてもすむ”ということはできませんが、担当者の入れ替えの負担を少しでも減らす方法についてご紹介いたします。
日常的に使うもので備える
社内にウォーターサーバーや救急箱、お菓子などの販売機などを置くと、もしものときにも安心です。オフィスグリコや置き薬などのサービスを利用すれば、常に補充されるので備蓄の期間を気にすることも無く、いざというときに無くて困るなどの心配がありません。このようなサービスを有効に取り入れることで、万が一のときにも安心です。
備蓄量に足りない分は購入を検討する必要がありますが、コストの軽減に繋がります。
自動販売機のベンダーさんと交渉しよう
オフィスに自動販売機がある会社では、ベンダーさんと交渉することで備蓄用の水やお菓子などを提供してもらえたり、期限がきたら無料で交換してもらえることもあるようです。
事前準備や確認、購入手続きなどの手間が一切なくなり、コストも軽減できるので一石二鳥です。もちろん備蓄量に足りない分は購入を検討する必要があります。
先ずは、オフィスに自動販売機がある会社さんは、一度ベンダーさんに相談してみてはいかがでしょうか?
非常食を定期的に配達してくれるサービスを使う
非常食を半年に一度、定期的に宅配してくれるサービスがあります。商品もお店側で勝手に選んでもらえるので、入れ替える商品を考える手間がはぶけます。
賞味期限が近くなったものは従業員にそのまま配布することで
- 会社が災害対策を行っている事を知れ、安心感につながる
- 個人の防災意識向上につながる
- 普通に食べても美味しい食事なので、従業員に喜ばれる
といったメリットが企業にもあります。
- 参考サイト:
- yamory
年一回の備蓄食料の試食訓練を行い、予算を平準化する
賞味期限が7年の備蓄食料の場合、購入してから1年後に試食訓練を行い、備蓄食料の1/7の量を試食します。
試食した分は、補充して保管しておきます。翌年以降も1/7ずつ試食と補充を続けることで賞味期限を気にする心配が無く、毎年の予算を平準化することができます。また、賞味期限が切れることが無いので、食料を破棄する手間やコストがなくなります。
年に一度防災訓練がある会社では、一緒に試食訓練を行うのがいいでしょう。
試食訓練をすることで、実際に災害が起きたときにスムーズにお湯の用意や食事の準備もできますし、食事の味などを確認することができるので、より実践的な防災訓練が可能となります。
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